不動産相続の司法書士を選ぶポイントについて

土地を相続したので名義変更の登記をしたい、他界した家族に多額の借金が判明したので、相続放棄するにはどうすべきか、スムーズに遺産分割協議を進めるためにサポートが欲しい、将来的に遺産争いが起こらないように、今から公正証書遺言を作成しておきたい等、相続にまつわるニーズや困りごとは決して少なくありません。特に不動産相続については、大きな金額が動くため、遺産分割協議や相続登記といった手続きを適切に進めないと、後から思わぬ相続トラブルに巻き込まれることもあり得ます。とはいえ、相続に関する手続きには専門的な知識や経験が求められるので、素人の方だけで進めるのは、実際には多くの困難がともないます。そこで登記のプロである、司法書士へまずは相談すべきでしょう。

ただし一口に司法書士といっても、登記をはじめ供託や成年後見あるいは簡易訴訟など、専門分野や得意分野は異なります。したがって司法書士に相談を検討するならば、不動産相続を専門分野とした事務所を探すべきでしょう。その際には司法書士のホームページをネット検索し、自分のニーズに合った事務所をチェックすると、時間を節約しながら簡単に探すことができるかもしれません。またホームページでは不動産相続を専門分野としてハッキリ掲載しているか、これまで取り扱った案件の数や内容などの実績、そしてサービス内容ごとに必要な料金、さらに本人の経歴や事務所の様子など、できるだけ詳細に確認します。

もしネット検索では不安ならば、各都道府県に設置された司法書士会に問い合わせて、紹介してもらうことも可能です。

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